新天地

新天地 2024年10月


教化部長 各務 洋行 特別誓願で“社会貢献活動”をいよいよ展開する
  皆様、空気も澄みコスモスも咲くなど清々しい季節がやって来ましたが、ウクライナや中東をはじめ世界の平和を願い、日々『人類同胞大調和六章経』『万物調和六章経』読誦、「世界平和の祈り・新バージョン」を実修して下さっています事、厚く御礼申し上げます。
 さて、今回のオープン食堂は9月7日、2ヶ月ぶりの土曜開催となりましたが、待ってましたとばかりの大盛況になりました。
 35℃を超える猛暑の中、信徒のみならず、通りの人や近くのコーラスの若者がどんどん入ってくるのです。その若い人に「今日はビビンバ丼よ」と案内すると「わぁ、美味しそう」と喜んでくれ、1階では入りきれず6階にも案内。するとそこもほとんど満席状態に(7割程が若い人)なりました。

 通常は準備の90食が開催時間の2時間(11時〜13時)で出るのですが、今回は開始から40分で出てしまった。その時点で入り口での案内は止めて、来館者だけの対応にしました。

 その後は運営と職員用の50食で補完。でもその若い人達はスマホ撮影して盛り上がっている。インスタ等に投稿しているようで、その後もそのお友達が入ってきましたが、途中でビビンバ丼は底をつき、泣く泣く入り口で10名程は断りました。終了30分前には「完売」の張り紙を出しましたが、結局、信徒を含めて145食(信徒外:72食)になりました。(運営は「弁当」で対応)次はどうなることやら…。
 帰りには提供された「おくら」や流産児供養祭でお供えしたお菓子も喜んで受け取り、オープン食堂の「誰にでも開放された」役割と使命が展開されつつあると嬉しく思います。

 大盛況のオープン食堂の10日前(8月28日)には、2回目の「流産児供養祭」が開催されました。これも大盛会で、用意した座席数160を超える171名の方が参加されました。
 実は3日前の予報では当日、台風直撃でした。中止か日程変更も「やむなし」のところ、台風が急に左(西)に方向転換したのです。台風は自然現象ですが、自然現象を受け持つ自然霊(龍神)の意思が働いたようです。「人類を救う聖業の邪魔になってはならないと、その自然霊の神様がお考えになると、突然台風の進路を変えて急角度で、台風が別方向に進行することも起ります。」(『神ひとに語り給う』114頁)とありますように、人類を救う聖業として流産児供養祭を導かれたのかもしれません。

 今回の流産児供養祭は、前回と雰囲気が違っていました。自身の流産児供養は勿論ですが、親の流産児も供養します。「産み直し」や「胎教のし直し」など「愛情のかけ直し」を自身が親代わりになる。「ごめんなさい」のナレーションで、すすり泣く参加者に霊界から来ている親も一緒になって感涙。喜んでいると感じました。それにも増してその親の愛をずっと待っていた流産児の喜びは如何ばかりだったか。その後の「御祭り」での焼香、私は壇上の神官席から「ああ、参加者の皆さんの他に亡くなった親御さんも一緒に焼香されている」「私の父母(中絶児2人いる)も焼香している」と感慨深く思いました。

 霊感のある方から聞きましたが、「前回は流産児さんが賑やかだったけれど、今回は大人しくしていた。その代わり羽織袴などを着た年配の方達がいっぱい来ていた」とお話しされました。今、流産児は一時期より十分の一以下と大幅に減少していますが、その時代の親達の供養が残っていて今回はそれに気づくための「流産児供養祭」だったとも。だから、流産児や親達の御霊が「龍神」に働きかけて台風の向きが変わったと思わせて頂きました。またお供えのお菓子をオープン食堂参加の若者が喜んで持ち帰ったのも、流産児がその喜びを広く伝えたかったのでしょうか。

 実はその台風、またまた向きを戻して大阪方面に来る予報になり、3日後の8月31日(土)の「相愛会見真会」が中止になりました。この見真会は「社会貢献活動」の内容で、第1部は大阪市消防局による「救急救命」の説明と心肺蘇生法、AEDの使用の実修、第2部は日本赤十字社による災害救援活動や献血についてのお話でした。しかしこれが中止になってしまいました。
 ところが、1ヶ月半後の10月20日(日)に教区行事として開催されることになりました。やはり「このような社会貢献活動はもっと広げて開催した方が良い」と龍神様が考えられて、台風を寄越したのでしょうか(台風はまた逸れて当日はそよ風、その後消滅)。
 例えば私達が心肺蘇生やAEDを実際に行う機会がある場合、私達はきっと実相を観じたり実相円満完全と唱えながら行う。すると私達は一般とはひと味やふた味も(いやもっと)違う。やはり「人類を救う聖業」なのですね。それを広く研修する行事、龍神様のお計らいとして迎えたいと思っています。

特別誓願券 最後に「世界平和実現のための特別誓願」のご案内です。誓願を奉安すると「大神によって浄化され、神の子・人間の自覚が深まり、その活動が神意に叶うのである」と『伸びゆく日々の言葉』(255頁)に示されています。
 更に「ムスビの力」も働いて神の愛が一層加わってくる。そもそも誓願とは「私達が大神の全身全霊として世界平和を必ず成し遂げんと誓い、実際運動を展開すること」で、個人的な願い事を祈願する神癒祈願とは本質的に異なります。しかし、この世界平和という最大の「愛他精神は却って功徳が多い」(『新版 詳説 神想観』140頁)のですから、運命が開かれるのです。活動が神意に叶うのですから、同じ努力でも組織活動や愛行、菩薩行の成果が違ってくる。つまり運動が伸び功徳も一層積むことになるのです。
 「誓願」の提出が多い大阪教区は、喜びの体験が多数輩出される訳ですね。皆様、特別誓願を推進して大神の力を授かり、オープン食堂や社会貢献活動、PBS活動(方式)、P4Uなど、世界や社会に働かける愛の実践をいよいよ展開して参りましょう。そして流産児供養祭や見真会など「救済宗教」としての役割を果たして、「普及誌をとりたい」「聖使命会員になりたい」「会員になりたい」という声を多数聞こうではありませんか。

 

 

 

 

生長の家大阪教区 社会貢献活動研修会のご案内


献血バス 心肺蘇生法 AED使用法 AED ○日 時:10月20日(日) 12:55 〜
○会 場:生長の家大阪教化部 3階 大拝殿

主なプログラム(予定)

  • ◇大阪市消防局による救急救命講習

     (救命入門コース:45分)
     ・胸骨圧迫のみの心肺蘇生法
     ・AEDの使用法
  • ◇日本赤十字社による

     ・歴史や活動の概略について
     ・献血による社会貢献について
○主 催:(宗)生長の家大阪教化部  連絡先:06−6761−2906(代表番号)

 

 

第2回 流産児供養祭が開催されました

 8月28日(水)第2回目の流産児供養祭が執り行われました。
 座席数は160席の所171名(4階席にも)の方が参加されました。流産児供養の意義説明の後、「産み直し」、「生まれ直し」の行の実修をしました。今からでも愛情のかけ直しが出来るとのお話の後、流産児と子供の名前を用紙に書き、座布団に挟んで抱きながら愛情を注ぎました。
 最後に座布団を自分にして、母のお腹に入って宿してくれたこと、産んでくれたこと、育ててくれたことへの両親への感謝で締めくくられました。


宇治・慈母観世音菩薩像

流産児がいる7つの特徴
(各務教化部長)講話

人型用紙に名前を記入

流産児供養祭


座布団を子供・流産児にたとえました。

子供に見立てた座布団

人型を胸に抱き、愛(懺悔)と
真心の聖経『天使の言葉』読誦

〈産み直し、生まれ直しの行と実修〉


教化部長、樋上和子前白鳩会会長のナレーションが館内に響く

参加者が各々座布団を子供、流産児にして愛を注いだ
〈子供達の産み直し〉
〇〇ちゃん、お父さん、お母さんの子供としてお母さんのお腹に宿ってくれて、お母さんを親として選んでくれて有難う。

〈流産児(中絶児)の懺悔と愛情のかけ直し〉
〇〇ちゃん、ごめんなさいお父さんと、お母さんの元に生まれたいって宿ってくれたのに…、ごめんなさい。ごめんなさい。これからはあなたを心で抱きしめて、毎日聖経を読みます。これがお母さんの愛です。

〈自分の生まれ直し〉
お父さん、お母さんの子供としてお母さんのお腹に宿して下さって有難うございます。お父さん、お母さんの子供になることをずっと待ってました。

〈流産児供養祭 喜びの感想文〉


  • この時だけろうそくの炎が
    燃え上がりました
    5月の第1回の流産児供養祭に参加された方から、とても素晴らしかったと聞き、今日実現出来て、とても素晴らしく嬉しかったです。霊界の幽便も書いて、お礼の言葉も書く事が出来て、すっきりしました。次回は主人の両親へ手紙を書きたいと思いました。
  • 主人の母と実家の母の流産児さんを供養させて頂きました。同時に、主人と長男の産み直しもさせて頂き、供養祭が終わり、心が清々しい思いです。また、続けて参加し、自宅でも行を続けて行こうと思います。
  • 2回目の参加ですが、今回も、又ずっと涙、涙でした。子供達が生まれてきた事、兄弟の流産児、父母への感謝、より一層思いが深くなり、浄めて頂けました事、心より感謝です。

 

 

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