新天地

新天地 2025年1月


教化部長 各務 洋行 神の子の自覚で“地球社会貢献活動”に邁進する
  皆様、新年明けましておめでとうございます。
 本年も皆様と共に世界の平和を願い、日々『人類同胞大調和六章経』『万物調和六章経』読誦、「世界平和の祈り・新バージョン」を実修し「地球社会貢献活動」を力強く展開して参りたいと思います。どうぞ、本年もよろしくお願い致します。

 さて、今年度の運動方針が「機関誌」12月号(昨年)に発表されていますが、昨年度より進めてきた「社会貢献活動」が動植物・菌類・鉱物を含めた「地球社会貢献活動」として新たに取り組む事になりました。これは「平和・環境問題」をはじめとした現代の諸問題は地球規模である事から「地球社会の一員」として信仰運動を展開すると言う事です。運動も1年から3年スパンになり、具体的には本部が提供(2月頃)する「地域組織の活動の手引き」に基づいて教区で運動メニューを立案する事になります。教区の組織合同会議(2月2日)には間に合わないので「手引き」到着後に新たに立案し、4月頃に再度各組織で会議を行う事になりそうです。

 このように運動の諸方針は時代の要請によって変化します。しかし変わらないのが私達の「神の子の自覚」です。「各自の信仰内容の如何によって運動の諸方針は左右される」(『新編 聖光録』80頁)のですから、光明化運動にとって最も肝腎なところです。その神の子の自覚を深める最適な行事が練成会(見真会)です。3日間(12月6日〜12月8日)の日帰り練成会(見真会)では、参加延日数480日(1日平均160名)と年末にも関わらず多くの方がご参加下さいました。誠に有り難うございました。

 今回は1階の階段前にある「教化部会館建設献資者名盤」に張り紙を啓示し、「感謝して行事を受けましょう」と案内しました。11月に行った「会館落慶20周年・教区設立記念行事」を受けて、「あらためて献資された皆様(9,522名)や先達の皆様に感謝を捧げる」と言うものです。「恩を忘れた発展」はあり得ませんから、今後も日常的に続けます。その感謝の念からなのか、今回はふわっと暖かい空気が流れていました。初日の「先祖供養祭」では、その先達の皆様が会場に大勢みえて、私達を包んでいるようでした。

 2日目の浄心行では、愛で包みが解かれたのか、聖経読誦中に焼却が間に合わない程、多くの懺悔文が出され(1人で何枚も)ました。また祈ってあげたい、祈られたい愛の心が充満していたのか、最終日の「祈り合いの神想観」でも最多の40名の方が前に出られました。感想文も一杯。そして「聖使命」に入会される方も出ました。「喜び、感動、救い」から「聖使命に導く」取り組みが実った瞬間でもあり、とても嬉しかったです。いや、その為には先ず、根(先達や恩人)に感謝が必要だと言う事も併せて教えられました。これが神の子の自覚なのですね。

 2日目の午後には「青少年の時間」を設けました。年末(12月21日〜12月22日)の「まなびの広場・中高生の部(和泉道場)」と、今月(1月12日〜1月13日)の「まなびの広場・小学生の部(教化部)」の推進の為です。体験談として青年会の橋本真歩さんが中学生・高校生練成会に参加した感動を語られました。人間は尊い神の子であると言う事、親に感謝出来た喜び、讃嘆行や日時計日記の素晴らしさ、その後の愛行・奉仕活動の喜び、社会人になっても自分を導いていると力強く話されました。

 「中学生や高校生の変化は、実に飛躍的である」(『いのちを引きだす練成会』22頁)と書かれているように、信仰も若いときほど良い訳ですね。それを受けて、前述の「まなびの広場・中高生の部」(11名参加)が開催されました。橋本さんの様に人間神の子、浄心行、讃嘆行などで神の子を行じて、更に今回は野外研修で愛他行を実践。近くの「二色の浜」で海岸清掃を行ったのです(運営含む約50名)。海は人類の「羊水」とも言われ、人類の「いのちの元」を浄めようと、漂着した「海洋プラスティックごみ」を回収すると、30分程で6袋にもなりました。人類の自然から奪う生き方が飽和点を超えて戦争へと発展しているのだから、ひとごとではありません。自然を愛するその心で「P4U・ウクライナに平和を」を青年会・横田委員長の先導で唱和しました。

 更に「祈った事は実現するまで消えない」のですから、きっとウクライナに世界に届いたと思います。「人間はこの地球を調和ある姿に繁栄させてゆく使命をもつ神の子であり、仏である」(『今こそ自然から学ぼう』116頁)とありますように、使命を体験して、こんな尊い事はありません。それを「まなびの広場・小学生の部」でも実修する予定です。2日目早朝のクリーンウォーキング、そして「餅つき大会」を行います。餅米の一粒一粒をついて、一つに結ばれておいしいと言うおもち「新価値の創造」をするのです。これを「人と自然」に置き換える。「人と自然を結びあわせ調和した新しい文明の基礎作り」を餅つきする。更に「人類同士」と置き換えて、「人類は一つ大調和」を餅つきする。その後、屋上に行って、つきたての大調和の鏡餅を前に「P4U・ウクライナに平和を」をウクライナに向かって唱和したい。これも「現代に生まれた子供達の使命を体験」することになると思います。中高生も含めてこれらも「地球社会貢献運動」ですね。

 人類が誕生して約20万年、それは人類が生存しうる大自然になったから。だから「大自然(動植物・菌類・鉱物含む)」は人類の先祖・親であり、恩ある「先達」と言えます。教化部で名盤に向かって「恩人・先達」に感謝したように、いのちの元として先ず「大自然」に感謝する。練成会のように、きっとふわっと暖かい空気も流れてくる。そして「地球社会」の一員として愛の「地球社会貢献活動」を展開する。そこから「喜び・感動・救い」が更に広がり、「聖使命会員」が誕生したように使命を生きる人が集まる。そんな1年にして参りましょう。

 

 

新年の御祝詞

謹んで新年の御祝詞を申し上げます。

大阪教化部 主管・教化部長 各務 洋行

白鳩会教区連合会長 房本 喜久美
副会長       瀧谷 優子 野崎恵美子
          木村 裕子 奥野 禎子
          谷本佳寿美 前野 泉美
          天野井熙子 北城 順幸
          国定 房枝 西田 和美
          長部 智子
事務局長      吉村 和代

相愛会教区連合会長 長部 彰弘
副会長       花光 義正 小藪 正人
事務局長      阿部 裕一

青年会教区委員長  横田 朋哉
副委員長      香川 和貴
          橋本 真歩
事務局長      山下 貴大

地方講師会長    北城 敬之
副会長       木村 景子 井形 京子
          佐藤 京太 松ア 康子
          三浦 幸恵 細川 周秀
          飯田 将之 田中 翔子
事務担当      中村 靖子

栄える会会頭    麻野 秀明
副会頭       武市  進 片野 實夫
          西田 和美
事務局長      蛭本 浩介

生教会会長     
副会長       蔵口 晴美 長部 智子
          青木 康智
幹事        米澤 美三
事務局長      谷本 直之

          ○

教化部事務局長   岡田 幸久
教化部会計監査   大谷 整一 生井 伸和
阿倍野道場総務   跡見 和也
和泉道場総務    湊  裕史

 

 

 

 

「喜び・感動・救い」が渦巻く
 神性開発 大阪教区・国際平和見真会が(12月6日〜8日)開催されました

一人残らず「喜ばして、感動させて、救って」帰す、をモットーに三日間の見真会を開催

 今年度最後の見真会、今月も奈良を始め他教区からの参加がありました。
 今回は一階の会館建設御献資者銘板に礼拝するところから始まり、先達の思いを受けての3日間となりました。浄心行は一年間を浄める大浄心行を実修。浄心懺悔文が何時もより多くて聖経読誦中に焼却が間に合わない程でした。
 2日目午後の行事には冬季青少年まなびの広場推進の時間を紹介されました。祈り合いの神想観では各個人の願いの他、まなびの広場の大盛会の祈願も多々あり、推進に弾みが付いたと思われます。
 次回は全期で参加したいとの感想もあり「一人残らず救って帰すモットー」が浸透していると感じます。参加延べ日数は480日でした。

歴代七者を含めた講師陣 各務洋行・教化部長 講師陣 講師陣
講師陣 講師陣 講師陣

1日目 感謝の日(12月6日)

《感謝と喜びの先祖供養祭》
 人間神の子を学び、行じて自分に神を現す。
それは、親先祖に感謝供養して初めて自分の運命として展開してくる。その第一講話を受けて真心の先祖供養祭になりました。
※霊牌供養された御霊様は宇治に祀られ霊界で光明化運動をするようになります。つまり菩薩の位に上がります。


2日目 浄心の日(12月7日)

  •  午前中「日時計主義の生き方」の講話で、各務教化部長が錯覚画像を使って本物を見る練習の必要性を説明されました。
    皆の声「う〜ん、なるほど」
  • 《笑いと拍手に包まれる班別讃嘆行》
    讃嘆して初めて礼拝が完成する、その行の実践
  • 《一年間の浄化・年末に行う大浄心行》
    懺悔せざるものの罪は消えず。神様の火で浄化される浄心行。新年は清き心で迎えられる。

3日目 新生の日(12月8日)

《練成会のクライマックス・祈り合いの神想観》
祈られる人は祈る人の心の現れ。つまり祈る人も浄化される。祈られる人が救われ、祈る人も救われる。お互いを引き出し合う自他一体の祈り合いの神想観。40名が前に出ました。

教化部会館建設御献資者に感謝


この会館建設御献資者9,522名の銘板。1F階段登り口に当初より掲示されており、このほど感謝を深めるために、上部に感謝の貼り紙が掲げられました。それに合掌して感謝する参加者。
 

皆が一つになる振り返り画像

 受付の画像「私が写っている」と喜ぶ受付係。普段味わえない雰囲気を凝縮して一同で味わいました。
 今回初の行事として、最後に3日間の見真会の様子を画像で紹介しました。行事のみならず、受付、食事を始め、祭壇設営や、神官衣装係などの普段見えないところも紹介されました。皆さんとても喜ばれ「まるで映画のメイキング画像」でした。

「いのち引き出される青少年」

@体験談 橋本真歩さん、青少年練成会に参加の感動。 ・人間神の子・讃嘆行・親に感謝・日時計日記・運営奉仕の喜びなど自身が教えに生きる喜びを明快に話された。
A教化部長講話「大人も青少年も練成会で救われる」 教化部長が本部時代、高校生練成会に出講して5人のヤンキーが生まれ変わる様子を紹介されました。そのヤンキーを連れてきた会社の社長さんも練成で救われた体験談も合わせて紹介され、練成会はまさに救いが渦巻くと、参加者一同が感じました。

見真会 喜びの声

  • 感想文記載と発表

    この記載がその後の運命を作る。つまりこれが見真会の成果。記載時間はCD聖経「甘露の法雨」で浄めています。
    発表する跡見元白鳩会連合会長
    時間切れを心配する教化部長
    各務教化部長が皆さんの課題に合った高級霊が受付と同時につき、ご先祖様を沢山お連れして参加しているんですよ、とおっしゃり、来て良かったなと思い真理の温泉へゆったりと心ゆくまで入らせて頂きました。
  • 各務教化部長のご講話で宇宙大生命の神様が総本山に祀られ、又各教化部、道場の実相額に来臨されているから、教化部や道場に来るだけで、その霊気に触れ、浄めて頂けると教えて頂き、龍宮城に来ているような感じがしていたのかなぁと嬉しくなりました。
  • 今回の練成会もとても楽しく有意義な練成会でございました。明るく笑いながら救われて行くのだと思いました。先祖供養祭でご先祖様に真理を供養し、浄心行で自分が浄まって、祈り合いで他を祈ると言う練成会の流れが良く分かりました。
  • 初めて祈り合いの神想観祈願を申し込みさせて頂きました。皆様にお祈りして頂き、頭上から足先まで光が入ってきて、身体が暖かくなりました。
  • 40年ぶりに練成会に参加しました。問題に感謝します。
  • 各務先生の講話、みんな前のめりで聞いていて分かりやすかった

 

 

第3回 流産児供養祭が開催されました

  11月27日(水)今年度第3回目の流産児供養祭が執り行われました。今回も愛知、奈良から参加者があり教区を越えた広がりとなっています。講話のはじめから泣かれる人もいて、その後の「産み直し・生まれ直しの行」では「ごめんなさい」等のナレーションが参加者に響き、号泣される人もいました。懺悔と愛と真心の流産児供養祭となりました。
 参加者は140名でした。


流産児供養祭

宇治の慈母観音像

11月は七五三の衣装
のお供えがありました

沢山のお菓子のお供え


樋上和子講師のナレーション

各務教化部長の講話

各務教化部長が13年前に
貰ったその秘蔵メモを紹介

〈流産児供養祭 喜びの感想文〉

  • 初めて母から流産児があることを聞いてから、心の中にあった罪悪感(自分だけが生きている)のような思いが薄らいでいっているように思います。同時に両親にも感謝出来ます。素晴らしい行事をありがとうございました。
  • 申し訳なかったことの思いを流産児さんに伝えることが出来て、これからも日々しっかりと流産児さんに愛を伝えて参りたいと思います。
  • 流産児の〇〇君が生きていたら、現在50才位だなあと思ってたら、どんなに立派になっていただろうかと涙が出て来ました。
  • 自分の流産児も母の流産児も供養出来て嬉しかったです。母は私に重なって、一緒に流産児の供養が出来て、余計に嬉しくなりました。父や母への感謝も嬉しかったです。

 

 

ISO14001