新天地
新天地 2025年3月
教化部長 各務 洋行
野原いっぱい咲く花を世界にあげる
皆様、一気に春めいて参りましたが、世界の平和実現の為、日々『人類同胞大調和六章経』『万物調和六章経』読誦、「世界平和の祈り・新バージョン」を実修し「地球社会貢献活動」を推進下さっています事、厚く御礼申し上げます。
しかし、今年の冬は厳しい寒さが続きましたね。数年に一度の寒波が日本を襲来し日本海側は大雪、大阪市内でも辺り一面、白くなる程でした。でも、その後はポカポカ陽気になって、陽射しの有り難みを感じます。これも寒さあってのこと、日本の四季に感謝です。
そんな中、教区の組織合同会議(2月2日)が開催されました。今回は今年度の運動方針(機関誌『生長の家』2024年12月)の説明会という位置づけでした。地球社会貢献活動を展開し“数から質”への転換を図り3年スパンで運動を進めますが、その為の教区独自の方針は、2025年2月半ばに発行されました「“私たちの運動”をつくろう」に基づいて、更に本部より示される「運動メニュー」に沿って、改めて立案する事になっています。
五者会議では、教区の3カ年の活動メニューは組み立てますが、その活動の重点分野を担当する「部」は各組織が設けて、計画の達成を図ります。つまり各組織が主体となって活動を展開するボトムアップ形式です。ですから「“私たちの運動”をつくろう」と言うタイトルなのですね。対談方式で説明されていますので、是非お読み下さいまして、皆様の智恵を結集したいと願っています(教化部で頒布:定価360円)。
運動を牽引する地球社会貢献活動、被災支援活動の一環ともいえる大阪市消防局(数名の来館)による第2回目の「救急救命講習」(相愛会主催)を開催しました。昨年の「入門コース」(2024年10月20日)に続き、AEDを操作する一段階レベルアップの研修です。小規模人数との要請で3回(2月9日、15日、16日)に分けて開催し、教化部の全職員や白鳩会員含めて66名が受講しました。心臓マッサージは前回行いましたが、AEDの操作は私も初めてです。カバーから取り出すと音声ガイダンスが流れ、それに従って装着。スイッチを入れて止まっている心臓に刺激を与え、心臓マッサージをしながら救急車が来るまで約8分間、繰り返します。この作業が体力的に結構きつい。最後に「普通救命講習T」の修了書を貰いましたが、適宜、自主的に実修する必要があると感じました。
実は、この研修中、研修に来て下さった隊員は常に無線と繋がっていて、3回緊急出動されていました。教化部に停車中の消防車と救急車がサイレンを鳴らして出動するのですから、通りを歩いている子供たちが「あっ! 生長の家が火事だ」と言っていました。しかし実に緊迫した業務です。その間は残った隊員で研修を行い、中止になる場合もあるとのことでした。大阪市民の命を預かる隊員の姿勢に襟を正される思いでした。(私達も地球社会を預かっているのですから。)
その翌週には、地球社会貢献活動の柱とも言える「オープン食堂」(2月22日)の開催です。緊迫と反対でゆったり食事、社会貢献にも色々あります。今回は雪が舞う等今年一番の冷え込みとなり、又常連のコーラスグループの集まりも無かったのですが、それでも家族連れやカップル等で合計82名(内、運営委員を除く新人が39名)の方が来館されました。準備数は80食だったので実はほとんどピッタリ。(これ以上は運営数で調整、寒い中、全運営委員にも行き渡り神様の計らいに感謝です。)メニューはカボチャサラダ、リンゴケーキ、そして体が温まる豆乳シチュー、「どれもとても美味しい」と喜ばれ、又一式おかわりを注文する男性もいました。
今回は玄関入り口にドラえもんの「どこでもドア」ならぬ「誰でもドア」を設置しました。(誰でも入れるオープン食堂の意味を込めて)このドアはクラフト部員(樋上さん・片野さん)の力作です。通行人は勿論、車に乗車の方も「チラ見」する程で、子供をはじめ大人やシルバーカー(手押し車)を引く年配者も潜っていました。
「とーても可愛くて楽しく潜らせて頂きました」、更に「インスタ映え、写真スポットになりそう」との声もあり、現に終了後に来た若者グループが撮影。ネットで広がるかもです。(^O^)今後も設置しますので、どうぞお越し下さい。
最後は春の「未来を開く青少年まなびの広場」のご案内です。中高生(3月29日〜30日)、小学生(4月5日〜6日)共に2日目は奈良県営の「馬見丘陵(うまみきゅうりょう)公園」に行きます。教化部からバスで約40分、公園の端には「近鉄・五位堂駅」からのバス停が直結して便利なところです。ここは広大な花の公園、丘からは周囲を見渡せ、この時期はチューリップや桜が咲いて家族連れなどで賑わいます。駐車や入園も無料ですからね。そしてここで青少年たちは「植物から愛され、植物を愛する自他一体」を感じます。植物はそもそも「人間が好きでたまらない」(ネット記事)のですから、公園いっぱいに植物の愛が満ちているのでしょう。だから花や木々に囲まれると気持ちいい訳です。
「自然を慈しむことと、人間社会を愛すること――二つは実は同じことなのだ。」(『凡庸の唄』55頁)とありますように、この気持ちが人類愛の土台にもなります。そして公園内にある「ナガレヤマ古墳」の頂上からウクライナに向かって「P4U」をする。(古墳は古くから神聖な祈りの場所)ドローンも飛ばす予定です(公園内OK)。
今、ウクライナは行く先が不透明。こんな時こそ「既になれる大調和の世界」を実現する生長の家、これからの地球社会を担う青少年の出番です。「誰でもドア」も置いて、そこから「世界平和」を開きたい。そして公園内の花を心いっぱいにして、かつての森山良子の歌「この広い野原いっぱい咲く花をひとつ残らずあなたにあげる」の歌のように「赤いリボンの花束にして」、その心であなた(ウクライナ・世界)に届けたい。これは大いなる「地球社会貢献活動」だと言えませんか。保護者や大人の方もご一緒して欲しいです。
皆様、是非青少年にお声かけ下さい。今年度から始まる運動の教団としての全体目標は「壮年層の会員を増加させる」事です(冊子30頁)。青少年の親世代は壮年層。ならば教区こぞって青少年を「まなびの広場」に推進し、そこから親世代(父母)の「壮年層」をオープン食堂やPBSミニイベントなどに案内しようではありませんか。命を預かる消防隊員のように常に神様の無線を聞いて、緊急出動して推進する。そしてウクライナ、世界の人と「ゆったり」とオープン食堂でご一緒したいです。
一日見真会が(2月11日)開催されました
2月11日(火・祝)午前は「建国記念の日」祝賀式、午後は先祖供養祭が執り行われました。
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「建国記念の日」祝賀式(午前)
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2階中道場には朝から約100名の方が参加され、国歌斉唱、皇居遙拝畝傍御陵・橿原神宮遙拝、紀元節奉祝歌斉唱、長部相愛会連合会長による日本書紀神典奉読、北城講師会長先導の聖経読誦の後、各組織長の挨拶、教化部長の祝辞、最後に万歳三唱が執り行われました。
先祖供養祭(午後)
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2025年 生長の家大阪教区・組織合同会議
地球社会の一員として“新しい文明”の基礎を作るための新規三カ年計画(段階1:2025〜2027年)
今年度 2025年1月から12月
2月2日(日)に2025年度大阪教区・組織合同会議が開催され、355名の方が出席されました。
各務洋行・教化部長から、国際本部の3年スパンの方針を画像を使って説明がありました。今年度の大きな方針は、今後は運動の重点を“数から質”へ転換することが決まったことです。その為の新しい目標として、@地球社会貢献活動を進める、A会員は講師、講師はより上級の講師を目指すことになりました。
尚、本年度の教区の運動方針は、本部作成の「“私たちの運動”を作ろう」と「地球社会貢献活動リスト」に沿って改めて立案する事になりました。その時は、皆さんにお知らせする予定です。
最後に教化部長より、教区の指針として「サイの角」等の話が紹介され、運動の「思いと願い」が語られました。
運動方針を説明する
各務洋行・教化部長
運動の方向 《数から質へ》
(1年→3年スパン)
従来 | 普及誌、聖使命など数的成果が目標 |
今回 | @地球社会貢献活動に力点を置き、 入会希望者を組織に導く A質の高い講師を増やす |
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「サイの角」が進むように毀誉褒貶に煩わされず神の御心に適った運動を
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各組織分科会
白鳩会は房本連合会長の全体説明の後、各対策部の発表がありました。
相愛会は教区初『飛鳥讃歌』の読誦の後、現時点での今後の取り組みが発表されました。
青年会は各々アイデアを出し合いながら、今後の取り組みを話しました。
日本赤十字社に寄付を行いました
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寄付を手渡す教化部長
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左から担当者、房本連合会長
教化部長、長部連合会長
更に献血活動もされていますので、今後教区としてできる限りの協力をしたいと考えております。