青年会

青年のページ 2025年7月


青年会委員長
横田 朋哉

 先月、「森の中の見真会」を1泊2日で開催し、12名の方がご参加くださいました。
 貝塚市にある大阪府立少年自然の家を会場に、山田真史・青年会会長にお越し頂いて2日間共に過ごしながら色々な話をしてくださいました。誠にありがとうございました。
 昨年の秋に続き今回は初夏に行いましたが、これには四季を感じてもらいたいという意図があります。到着するとツバメが飛び交い、巣で待つ雛の為にエサを届け続ける姿を見て感動しました。

 1日目、まずは川が流れる音や風が木々をさわさわと通り過ぎる音の良く聞こえる、森の中の休憩所で竹とんぼを作りました。竹の端材をクラフトナイフで少しずつ削りながら角度をつけていきますが、完成したものは薄かったり削り方が違ったりそれぞれの個性が出て面白く、子どもたちは紙とんぼを作って飛ばしました。手作業で作ると少しの違いでも飛び方は変わることが分かり、それを楽しみながらクラフトができました。

 1日中雨でしたが、雨音の中でクラフトをしていると自然との距離が一層縮まり、自分が自然の一部であると実感できました。ご飯は3食自炊という形をとり、みんなでワイワイと雑談をしながら交流し、心が癒されるとても良い時間となりました。初日はカレー、2日目はサバ缶炊き込みご飯とみそ汁、焼きそばなどのメニューでしたが、水は一度煮沸させないといけない、火起こしは簡単に出来ないなど、いつもと違った状況と自然の厳しさを感じつつ、皆の知恵とアイディアを活かして美味しいご飯を頂きました。

 参加者からは、「普段が如何に恵まれているかを実感するとともに、当たり前に感謝する生活を送りたい」「不便さも経験しながら緑の中でただ雨が降るのを眺めたり、鳥や虫の声を聞きながら贅沢な時間を過ごせた」という感想がありました。
 また、2日目には俳句を作りました。晴れ間が見えてきたので散策をしながら考える事ができ、この時期の季語を探しながら各々素晴らしい感性を発揮して俳句を作っていました。今後もこのような見真会を開催していきたいと思います。

 さて、「未来を開く・夏季青少年まなびの広場」が中高生は7月26日〜27日、小学生は8月9日〜11日に開催されます。今回、野外研修では奈良の神野山に行きます。縄文時代から山そのものが信仰の対象となり、また天の川を地上に現したとされる場所があるこの山で、大いなる宇宙を感じつつ世界平和を祈りましょう。さらに、ここにある「めえめえ牧場」では羊へのエサやり体験もできます。ぜひ自然と宇宙を感じるまなびの広場にお越しください。

 

 

7月度 青年会 誌友会について

※ 7月の青年会 誌友会のテーマとテキストは以下の通りです。

【青年誌友会】

テーマ : 「すべてを神に委ねて」
     ②「先祖の護りを感じたとき」
     ③「先祖へのラブレター」

      ※ テーマは上記3つの中からお選び下さい

テキスト: 月刊誌 3誌 No.184号(2025年7月号)

 

 

未来を開く 令和7年 夏季 青少年まなびの広場【中高生・小学生】のご案内


未来を開く 令和7年 夏季 青少年まなびの広場
中高生・小学生ともに、2日目は奈良県の「神野山」を登ります。

【中高生】日 時 :26日(土) 〜 27日(日)/【小学生】日 時 :日(土) 〜 11日(祝)

小学生対象行事では初めて「祈り合いの神想観」を実修します。各務教化部長先導で夢や希望の実現を皆でお祈りします。
←鍋倉渓(なべくらけい)は天の川の形と重なっている宇宙の縮図とも。
←「めえめえ牧場」でエサやり体験をします。

お問い合わせ先:〒543-0001 大阪市天王寺区上本町5-6-15 生長の家大阪教化部 TEL:06-6761-2906

 

 

森の中の見真会が(6月14日〜15日)開催されました


  6月14日〜15日に、貝塚市にある大阪府立少年自然の家で「森の中の見真会」を開催しました。
 本部から山田真史・青年会会長にお越し頂き、子どもを含め15名の方と一泊で過ごす事が出来ました。当日は雨の音を聞きながら「竹トンボ作り」をしました。

 手作りの難しさも楽しみ、料理も毎食火起こしから行います。青年同士で協力しながらコミュニケーションを取る事で、ゆったりとした時間を共有出来ました。現代社会のタイパやコスパに偏った考え方では測れない、心の豊かさを思い出す機会となりました。

【参加者の感想】

  • ・俳句作りも自然の中だと浮かびやすく、日常生活では書けないものが書けました。発表の時、皆のも聞く事が出来、皆それぞれ違った俳句で聞いているのも楽しく、次書く事があったら、そんな感じで書いてみたいなと思いました。
    ・静かな森の中でする神想観は鶯の声も聞こえ、自然の中で生きている感じがした。
    ・竹トンボは手作りで造るとその過程が分かりますし、だからこそ愛着が湧きます。自然に学ぶ機会となりました。

 

 

 

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