新天地
新天地 2023年12月
教化部長 各務 洋行
まあるい地球はわたしたちの住家
皆様、今年も早師走、遠くのビルや山々がきれいに見える季節になりましたが、ウクライナと世界、中東の平和の為、日々『人類同胞大調和六章経』『万物調和六章経』読誦、「世界平和の祈り・新バージョン」を実修下さっています事、厚く御礼申し上げます。
さて、先日(10月28日)の谷口清超先生十五年祭では、総裁・谷口雅宣先生より、谷口恵美子先生の御昇天が伝えられました。百歳の誕生日(10月10日)を迎えられたところでしたが、皆で黙祷を致しました。その後、先生のご発案で「谷口恵美子先生、ありがとうございました」というfacebookで谷口恵美子先生へ感謝するコーナーが設けられ、全国から多くの感謝の言葉が飾られています。私も色々思い出されました。
私が東京第二の教化部長になった年、先生のお誕生日に直接お祝いに行かせて頂きました。当時は東京第一教区と共に、教化部長、白鳩会の連合会長と代表副会長で、原宿のお山へ行き、直接お祝いの言葉を述べるのです。私は新米の教化部長で緊張していましたが、恵美子先生は玄関口で正座され、柔らかな眼差しで迎えてくれました。その年が最後の慣例で、今思えばとても貴重な体験でした。また、今、教区で白鳩会と相愛会で総連別に各地域を回っていますが、先生のご著書『こころの旅路』(231頁)の中にある、先生ご一家の「皆が幸福になりますように」という「祝福の祈り」を紹介しています。これは私はもう10年以上続けていて、私の教化部長の原点ともなった「祈り」です。
更に先生とは「聖歌」でいつも身近に感じていました。母と子の愛、大自然への感動、世界を思う歌など13曲ほど作詞・作曲され、しっとりとまた明るい曲調は癒やしと元気を貰えます。夏の青少年学びの広場でも枚岡山展望台からウクライナに向けて「P4U」をした時、先生の「地球の人よ」を聖歌隊で合唱した録音を流しました。「まあるい地球はわたしたちの住家…きれいな地球にするために神の御心生きましょう」とても感動的でした。
今も聖歌や聖典等を通して、谷口恵美子先生を感じ、御指導頂けている事に感謝です。谷口恵美子先生、誠に有り難うございました。
さて、話は変わりまして、冬季青少年学びの広場、今回は中高生は二色の浜(にしきのはま)で海岸清掃(12月17日)、一週間後に枚岡山に登り「石上げの行」を行います。小学生は年明け(2024年1月6日)に同じく「石上げの行」を行いますが、夏と同様に枚岡山の大自然の中、自然とのムスビを感じながらの実修します。
願いの実現には努力が必要ですが「石上げの行」は肉体を使って石を掘りながら願いを込め、更に高いところ(願い)を登るという努力をします。学力向上や受験合格など個人の願いなど、通常の祈願や祈り合いとは違い、自然とのムスビを感じながら行う「動的」な祈願と言えます。私も3回ほど体験しましたが、石を掘る時に何回も掘るので願いが深くなる。また山登りで体を使うので、静的な祈願とは全く違う新鮮な感覚になります。是非、ご推進ください。
そして、中高生のみの海岸清掃ですが、これは年末に相応しい浄化の行事なります。出来れば「小学生も参加出来たら」と思っています。この海岸清掃、実は色々意味があります。例えば、クリーウォーキング等でゴミを拾うと地域の浄化になりますが、同時にそれはその人の心の「ゴミ? 」を拾った事になる。環境と自己は一体だからです。更に地域が浄まるとそこに住む人も浄まる。きれいな所にいる人は心もきれいだからです。ですから、ゴミ拾いは、@地域、A本人の心、Bそこに住む人の心の3点の浄化になる訳です。
海岸清掃は更に深い浄化の機会になると言えます。今は海洋プラスチックなどで生態系にも大きな問題となっていますが「海をきれいにする」とはどういうことか。海と人体の関連から考えてみますと、先ず、単細胞生物など生命は海から生まれ、時を経て「脊椎動物」が生まれた。その時の海水の塩分濃度は約1%(今は3.4%程)で、これはお母さんの「羊水」と同じ塩分濃度だそうです。更に人体の元素構成は海水に似ていると言われます。(京都薬科大学教授・桜井弘:ネット記事より)
また、東洋医学の足もみの先生に聞きましたが、海の波の数は1分間で約18回でこれは人の1分間の平均呼吸数、これを2倍すると36で人間の体温(36度代)に。その2倍の72が平均心拍数、そしてその2倍の144が最高血圧の平常値になる(東洋医学)。更に2倍の288は受精卵が赤ちゃんになって生まれる平均日数(10月10日)になると言うのです(医学では280日)。(以上:東洋医学より)
う〜ん、海のリズムを含めて成分など人体とこうも関係しているか、と驚いてしまいます。まさに「海」は人類の「羊水」であり「母」であり、生命誕生の源と言えます。
今回、その「海」をきれいにするのです。海岸でゴミを拾う事は、自分の命の根源がきれいになるばかりでなく人類全体の迷いのゴミ?も取り除かれて、人類、生物の浄化にもなってくる「大浄心行」になりませんか。「地球をきれいにするために神の御心を生きる」ことにもなりますね。谷口恵美子先生のお言葉そのものです。その心でウクライナ(ガザ地区)に向けて海岸で「P4U」をする。P4Uの凧揚げも考えています。(小学生も枚岡山でP4U凧揚げ検討中)
この海岸清掃には、青少年のみならず父兄、各組織の方のご参加もお待ちしています。皆で生命の源を浄化して参りましょう。「まあるい地球はわたしたちの住家」ですから。きっと谷口恵美子先生も高き霊界からお導きされていると思います。
生長の家 オープン食堂(11月11日(土))開催しました







大阪教化部、生長の家オープン食堂が11月11日(土)より本格的にスタートいたしました。
当日はオープン食堂の“のぼり”を見てベビーカーの親子連れの方や通りすがりの方が10名以上も入って下さいました。
先月来て下さっていた近くの工事現場の方が今月も食べに来て下さり、大変嬉しいひとときでした。
次回は、
日時:12月9日(土)11:00〜13:00
会場:生長の家大阪教化部本館1F です。
玄関の様子
運営委員長挨拶
講師会の方のお祈り
配膳準備の様子
配膳の様子
玄関の設置したオープン食堂ののぼり
前日より材料の仕込みをして
下さった厨房の皆様
厨房、配膳、設営の方の協力により
すばらしいオープン食堂が開催されました