行動する相愛会(令和7年2月)

日時計主義の生活に加えて神想観を実修しましょう!

相愛会連合会副会長 牧 弘典

相愛会連合会副会長 牧 弘典 誌友・信徒の皆様、合掌ありがとうございます。梅花の候、皆さんにおかれましてはますますご繫栄のこととお慶び申し上げます。

 この原稿を書いているのは昨年の12月なのですが、ちょうど令和7年1月の大光明が手元に届いていました。谷口雅宣先生の新年のご挨拶を読んでいると『私は皆さんに今年、1つ提案したいことがあります。それは、今年は心の中で「不安」を飼い育てて、「敵」を作ることをやめましょう』とのお言葉に目が留まりました。

 ちょうどそのころ職場で日々不安を訴える方を看護する機会がありました。その方は不安から身体に症状が出現されていました。医学的には不安感や緊張感は誰もが感じる感情ですが、これが過剰になると日常生活に支障をきたします。不安感は自律神経系、特に交感神経と副交感神経のバランスが深く関与しています。交感神経はストレスや危険を感じると活動し、体を非常事態にすぐ対応できる状態にしますが、これが過剰になると慢性的な不安感を引き起こします。一方、副交感神経はリラックスを促進し、不安感を和らげる役割を果たします。その方へ私は日々明るい話を一緒に行いました。すると、表情が明るくなり少しずつですが体に表れていた症状もよくなってきました。医学的にもリラクゼーション(瞑想など)はストレスの軽減に有効だとされています。そこで皆さんも日時計主義の生活に加え神想観の実修を行っていきましょう。


  

 

                                     

 

Copyright (C) 2020 生長の家福岡県教化部 All Rights Reserved.
〒818-0015 太宰府市都府楼南5-1-1 電話( 092 ) 921-1414 / Fax( 092 ) 921-1523