大光明11月
人生の宝となった総本山参拝
教化部長 竹村正広
11月21日は生長の家総本山で「秋季大祭」が、翌22には「谷口雅春大聖師御生誕日記念式典」が執り行われます。
私が初めて総本山の朱色の大鳥居をくぐったのは、昭和57年11月のことです。当時、生長の家総裁だった谷口雅春先生の卒寿をお祝いする「卆寿記念式典」に参列させていただきました。初めて見る龍宮住吉本宮や顕齊殿、龍宮住吉霊宮、七つの灯台などは雄大かつ荘厳で、金龍湖周辺の木々は美しく紅葉していました。
まだ19歳の青年だった私は、総本山のスケールの大きさ、美しさにただただ圧倒されました。式典会場の顕齊殿は、溢れんばかりの参加者で埋め尽くされ、司会者が繰り返し「1枚の畳に8名づつお座りください・・」とアナウンスする程でした。開会直前、谷口雅春先生は車椅子に載って入場されたのですが、先生のお姿を拝見したとき、「とうとう師にお会いできた!」という喜びで胸がいっぱいになりました。
式典の中で谷口雅春先生はお言葉を述べられ、「人間の生命は永遠不滅である」という真理を、長崎公邸の庭に植えられている柿の木に例えてお話しくださいました。お話の最後の方で「皆さんも死なない、私も死なない、又お目にかかります!」と力強く仰ったお言葉は、40年近く経った今でも鮮やかに思い出されます。初めて参拝した総本山は、感動の連続でしたが、その時は谷口雅春先生が3年後にご昇天されるなど、夢にも思いませんでした。
次に総本山を訪れたのは昭和60年7月。前月の6月17日に谷口雅春先生がご逝去され、そのひと月後に行われた教団葬に参列させていただきました。突然の訃報に驚きましたが、とにかく葬儀に参列したいと当時住んでいた千葉から青年会の仲間数名と共に自動車に乗り合わせ、丸1日かけて長崎まで行きました。式典直前に総本山に到着しましたが、その頃にはすでに顕齊殿は満員で入ることが出来ず、場外に設置された仮設テントで、モニター越しに最後のお別れをすることが出来ました。
団体参拝練成会に初めて参加したのは平成3年です。翌年にも団参に行きましたが、ちょうどその頃、生長の家本部への奉職を勧められていました。教区での運動に喜びを感じていた私は、奉職するか否か迷っていましたが、谷口雅春先生のお墓である奥津城に参拝し、谷口雅春先生に進路を相談するような気持ちで祈っていましたら、参拝後、不思議と迷いがすっかり消えていて、本部奉職の決意が固まっていました。
本部奉職後は、毎年の秋季大祭や当時総本山で開催されていた全国青年練成会に、運営委員として参加しました。青年練成会で強く印象に残っているのは、平成8年から始まった、谷口清超先生直接のご指導です。谷口清超先生は1時間ほど講話をされた後、参加者からの質問にお答えくださいました。質問を希望する参加者が手を挙げ、清超先生自ら質問者を指名します。指名された人は、立ち上がって自分の悩みや教義について聞きたいことを質問しますが、どんな質問もじっくりと話しを聞き、懇切丁寧に回答される清超先生の慈愛深い姿にとても感動しました。その後数年間、谷口清超先生ご指導の同練成会は開催されましたが、その時期に先生からいただいた数々のみ教えは教化活動を行う上での貴重な宝となっています。
今回、深い神縁により皆様とともに総本山を参拝できる機会が与えられ、とても嬉しくワクワクしています。
公開Facebookグループ「P4U―ウクライナに平和を」
このグループは、生長の家が開催しているイベント「P4U―ウクライナに平和を」を紹介します。(P4Uとはピースフォーウクライナの略語です)
このイベントはウクライナ支援イベントとして生長の家国際本部が企画。ウクライナのことを知り心を寄せる人の輪を広げ、支援活動につなげます。
既に多くの団体が支援募金を呼びかけ、生長の家でも募金活動を開始。私たちはさらにウクライナの国・人々をよく知ることが重要だと考えています。本当の意味での支援を実施するには、その相手を知ることが重要と考えるからです。※趣意書参照
【やってみようアクション5】
- ウクライナの歴史・文化・芸術について書籍・新聞・ネットで学び、心に残ったことを投稿する。
- 自転車でウクライナの国旗の色、青と黄色のある風景・建物・看板・モノなどを探し自転車と一緒に写真を撮る。
- ウクライナ料理やそのアレンジ料理に挑戦する。肉を使う料理の場合は別の食材で代替しレシピを共有する。
- 食料不足で苦しむウクライナの人々を想い一汁一飯を実施、浮いた食事代を募金に充てる。
- ウクライナの伝統工芸品作成に挑戦し、同国の国旗に使われている色でクラフトする。
【参加方法】
Facebookを利用している方であればどなたでも参加出来ます。Facebookホーム画面でP4Uを検索、生長の家のグループであることが確認出来たら参加ボタンを押して下さい。参加をお待ちしています。
世界平和の祈り(新バージョン)
世界平和の祈り
神の無限の愛、吾に流れ入り給いて
吾において愛の霊光燦然と輝き給う
その光いよいよ輝きを増して
全地上を覆い給い
すべてのウクライナの人々の心に、
すべてのロシアの人々の心に
そして、中東のすべての人々の心に
愛と平和と秩序と中心帰一の真理を満たし給う
神の無限の愛、吾に流れ入り給いて吾において愛の霊光燦然と輝き給う
その光いよいよ輝きを増して全地上を覆い給い
すべての人々の心にそして、すべての動物、植物、菌類の御中に
愛と平和と秩序と
中心帰一の真理を満たし給う