宗像相愛会長 吉武 博文
周知のとおり日本社会は今高齢化が進んでおります。相愛会教区連合会が高齢化しているのも仕方ないかも知れません。しかし私たち生長の家信徒・誌友は「人間は肉体ではなく、生きとおしの神の子である」と教えて頂いています。今こそこの真理を思い起こし、高齢化をものともせず、新しい文明の構築に邁進しましょう。
そのためには良き友が必要です。良き友を得るにはいかにすればよいか、谷口雅春先生のご著書『青年の書』(P101〜102)の中で次のように説かれています。「よき友を得ようと思うならば、まず自分がよき友とならなければならないのである。親切を与える友、喜びを与える友、励ましと勇気づけと賞讃とを惜しみなく与える友、相手の美点を認めてそれをひきだしてやる友にならなければならないのである。まず自分が人から愛されるようなそして人をひきつけるようなよき性質を養わなければならない。それには自分が愛深くならなければならないのである。もし自分がけちであり、利己主義であり、冷酷であり、何人をも本当に愛しないでいながら、よき友を得ようと思ってもそれは決して得られないのである。(中略)暗い人間は人に喜ばれないし、明るい人間は喜ばれる。欠点を見ない人間だけが本当に明るくなれるのであって、かくの如き人のみ本当の友達をひきよせることができるのである。」
以上、良き友を得るための指針として、「新しい文明構築」に邁進しましょう。