美しい白鳩会(令和6年12月)
愛の実践は心ゆたかな暮らしの一歩!
白鳩会副会長 山下 容子
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞しました。被団協会長が万感の思いを込めて「涙が出るくらいうれしい。被爆者が高齢になり、来年は戦後80年を迎える。世界が被爆者の運動を認めてくれたことが分かったので、今後は次の世代の高校生の平和活動のために被爆者も力を注いでいく…」との言葉に私も感動しました。はからずも、対策部会議で来年度の活動について話し合っていた内容が「将来の子ども達のために私たちができること」でした。
去る6月22日開催の壮年層行事では、田植え体験を通して日本の食について学びました。次世代を生きる生命学園の皆さんとの初めてのコラボ。保護者でもある壮年層世代の皆さんと一緒に学べた尊い時間となりました。この生命学園とのコラボイベントが次年度に続く活動の始まりとなります。
さて、今年最後の壮年ミニイベントを開催いたします。12月22日(日)冬季小学生一日見真会にて、世界に1つしかないクラフトを作りたいと思います。どなたでもご参加いただけます。ご家族お揃いで楽しいクリスマスを、そして平和な新年を迎えましょう!
(白鳩会事務局092‒921‒1415)
感動の白鳩見真ネットフォーラム
去る10月22日、白鳩会顧問・佐藤香奈美本部講師をお招きして、講師宅と各会場をネットで繋ぎ、白鳩見真ネットフォーラムが開催されました。佐藤講師は、「地球社会への貢献」をテーマに約1時間お話し下さり、皆様からの質問にも丁寧にお答え下さいました。先生は、地球に起こっている温暖化→気候変動による自然災害→紛争・迫害の関係、それによって難民は1億6000万人ともなっていると説明されました。また、鉱物資源を含む自然資源(土地・水・森林)が
60%使われていて地球の 1.6 個分の自然資源が必要とのことでした。
そして、20数年前から生長の家総裁谷口雅宣先生が訴えてこられたこと、「環境に配慮した生活を送ることが信仰者としての宗教心に基づく生き方である」そして「これらの問題を解く鍵は宗教心である」と紹介されながら切々と私たちに語って下さいました。さらに、「神があらゆる自然によって人間を生かすように創られた地球、そこに棲むすべてのものに日々の生活の中で感謝を捧げることが大事です!」と先生ご自身が神想観の中で、自然のあらゆる生命―地球生命との一体感を観じて祈られているとお聴きし、なんて素晴らしい! と感動いたしました。
また、地球社会とは人類だけでなく、生物も鉱物も含んだ“地球生命”が共存・共栄した社会であり、私たち信仰者はその地球社会の一員として生きることが大切であると思わせていただきました。さらにその具体的方法として、ノーミート・自転車・クラフト、オープン食堂・フードバンクへの支援などを挙げられ、それらを積極的に生活の中に取り入れていくことが神の御心を表すことであるとご説示くださいました。
また、このような素晴らしい生長の家の活動を広く社会に伝えていくことは、今、宗教に対する誤解を招くようなカルト教団との違いを周知していくことにも繋がるのでとても大事なことであると結ばれました。これからもっと地球社会の一員の自覚をもって、歓びの地球社会貢献活動に取り組んでまいりますことを神様にお誓い申し上げます。ご多用の中、私たちのためにお時間を作りご指導いただきました佐藤講師に心より感謝申し上げます。
白鳩会副会長 内藤 久美子