真理への道はただひとつ
「人間は神の子だ」ということである

千葉の灯(せんようのともしび)2024年12月

感動、そして新生の一年でした。新年に向けて、さらに一歩前進!

教化部長 三浦 晃太郎
教化部長 三浦 晃太郎  “陰矢のごとし”早いもので本年度の運動も最後の月を迎えました。
 この一年、幹部・会員、信徒の皆様には、生長の家の説く「人間・神の子」「万教帰一」の真理を普及するために、誠心誠意、真心いっぱいのご活躍をいただきまして、誠にありがとうございます。心から感謝申し上げます。皆様の“献身的な菩薩行”は、運動成果となって結実して参りました。本当にありがとうございます。

 私は千葉教区に参りまして、まもなく2年を迎えます。あっと言う間でした。これからも『「今」を全力を出して戦いとれ』の教えを肝に銘じて、1日1日を明るく元気よく、この地に“骨を埋める覚悟”で最善を尽くします。

 『「生長の家」の兄弟よ。今があなたの時なのだ。今! 実に今だ! 今のほかに時はない! 兄弟よ。今あなたに与えられているすべてのことを今断々乎として敢行せよ。今あなたに可能であると見えることをなんのためらいもなしに今実行せよ。これが「生長の家」の生き方だ。そして生命の生長の法則にかなう道だ。』(『生命の實相 頭注版 第7巻 生活篇』56頁)

 先日、ある信徒の方から突然声をかけられ、こんなやり取りをしました。
 信徒:「教化部長は千葉教区がお好きですか」
 私 :「はい、大好きですよ」
 信徒:「どこが好きですか」
 私 :「みんな良い人ばかりですからね。毎日楽しいですよ」
 信徒:「教化部長は昨年、着任された時のご挨拶で、千葉教区に骨を埋めるつもりです、と言われましたが本当ですか。今もその気持は変らないですか」
 私 :「変わりませんよ」
 信徒:「教化部長を止められても、ずっと千葉に住まれるのですか」
 私 :「教化部長を止めたら、東京の府中市に自宅がありますから、府中に帰ることになりますね」
 信徒:「じゃー、千葉に骨を埋めることはできませんね」
 私 :「そうですね。教化部長は3年(3年1期、最長3期)ごとに異動することがありますから、赴任地では“骨を埋める覚悟”で最善を尽くすのです。前任地の教区(東京第一、静岡、山梨、東京第二)でも、やはり信徒の皆さんには“骨を埋める覚悟です”と決意を述べてきました。どこに居てもその覚悟でいるということですね」
 私 :「千葉教区を離れても、一緒に活動した人たちのことは何時までも忘れませんね」
 信徒:「よく分かりました」

 1年の運動を締め括るにあたって、来年に向けて今、心に期していることは、何と言っても“光明化運動進展の基盤である第一線の組織、すなわち白鳩会や相愛会等が、毎月開催している誌友会や母親教室を充実・発展させることです。
 さらに「誌友会の充実と後継者の養成」と「聖使命会員および普及誌購読者」の輪を広げる活動に尽力するとともに、白鳩会や相愛会等の各単位組織の長と、共に活動する信仰に結ばれた“相棒”を一人作ることです。

 千葉教区はもっともっと大きく飛躍する素晴らしい教区です。“祈りと行動”を兼ね備えた、“明化運動推進への熱意と信仰的な素晴らしい人材が数多く揃っているからです。毎月、教化部で開催する「生長の家オープン食堂」をはじめ、「千葉練成会」や「先祖供養感謝祭」等を、より一層充実し、活発化させていくことです。1つ1つの行事は、千葉教区の教勢発展のための重要な取り組みであり、“新しい文明”の基礎を作るための重要な活動です。

 今日の地球温暖化による異常気象や世界各地の大災害は、“人間至上主義”の生き方がもたらした結果と考えます。人間がこれまでと同じような生き方を選択すれば、やがて地球という掛け替えのない住み処を失う事態を招くこととなります。“新しい文明”の基礎づくりを、一歩一歩、着実に前進させよう。
 本年最後の月、明るく楽しく、力強い運動を展開して、“希望に満ちた新年”を迎えよう。そして来年を“千葉教区飛躍の年”としよう。