千葉の灯(せんようのともしび)2025年2月
生長の家練成会は素晴らしい“人間・神の子”を明るく生きる!
教化部長 三浦 晃太郎
“神性開発”練成会は素晴らしい!
生長の家の練成会は、人類光明化運動・国際平和信仰運動の歴史に甚大な役割を果たして来ました。多くの幹部、会員、信徒は、これまでに本部直轄練成道場や全国各教区で開催されている各種の練成会に参加されて、生長の家の教えを学び、人生の真の生き甲斐を得て、光明化運動の第一線で活躍しておられることと思います。
生長の家の練成会には、光明化運動を推進する“筋金入りの信仰者”を生み出していく、大きな役割があると考えます。
一つは、未だ人間は神の子であって、永遠不滅の素晴らしい存在であることを知らずに、刹那的な日々を過ごしている人々に、生長の家の説く「人間・神の子」「万教帰一」の真理を知らせて、充実した人生を歩むことができる絶好の機会であるということです。
今一つは、すでに光明化運動の第一線で活躍しておられる幹部、会員、信徒の皆さんが、入信当時の感動を新たにし、運動推進への意識の高揚をはかることができる最高の機会でもあることです。まさに生長の家の練成会は、「人間・神の子」の自覚を深く確信する最高の機会であります。前生長の家総裁・谷口清超先生は、次のようにご教示くださっています。
人生において一番大切なことは正しく神を我がものとすることである。自分が神と一体なる神の生命そのものであることを自覚した者には、病気も不幸も失敗も近づくことは出来ないのである。人間が「神」から離れ、肉欲的なものに振りまわされる程度に応じて、その人は不自由になり、不幸になる。人間は本来、絶対自由自在なる「神の子」であり、「神」とはいのちの絆によって分ちがたく結ばれている者だ。それはあたかも、森の樹々が、大地にしっかりと根を下しているようなものである。巨視的に見ると、木は大地という肉に生えている毛のようなものだろう。それはしっかりと肉に根を下し、そこから養分を吸収することによって、初めて“生きる”ことが出来るのである。人間も「神」なる大地から離脱すれば、間もなく枯死してしまうのである。切り花は一時美しく咲いていても、やがてそれは、枯れしぼむ外はないのである。(『いのちを引きだす練成会』13~14頁)
生長の家の運動は、立教92年を経て、今や世界の多くの国々に広がっています。特に南米大陸のブラジルは、生長の家の運動が大変盛んな国ですが、かつてブラジルをはじめラテン・アメリカ教化総長として活躍された松田己代志教化総長から、次のような話をお聞きしたことがあります。
それは、南米大陸ボリビア国の首都ラパスに住む1人の青年が、生長の家地方講師から、“人間は神の子である”との話に大変感動して、「もっと生長の家のことを詳しく知りたいがどうすればよいか」と講師に尋ねた。するとブラジルの生長の家南米練成道場(イビウーナ)に行けば、生長の家の教えをもっと詳しく知ることができるということを聞き、青年はラパスからブラジルのイビウーナまで、バスで4日間かけて行ったそうです。練成会は5日間でしたから、帰りの4日間を加えると、何と13日間かけて練成会に参加したことになります。その後、この青年はラパスに帰ってから、生長の家の教えを伝えるために熱心に活動しているということでした。
この話を聞いて私は大変感動しました。ラパスの青年のことを思えば、私たちは何と恵まれた環境にいることか、身近な所でいつでも「人間・神の子」の真理を学ぶことができるのですから…。
このように生長の家の練成会に参加して、如何に多くの人々が「人間・神の子」の自覚を得て、明るく豊かな人生を歩んで来られたか計り知れません。時折練成会に参加して、神の子の自覚を深めることにより、さらに価値ある充実した人生を歩むことになります。皆様のますますのご活躍とご多幸をお祈りいたします。