―日本図書館協会選定図書―
生命は、約5億年前に「原始の顔」を獲得すると、進化の大躍進を開始した。顔の誕生によって始まる、様々な生命システムの形成と原理を、その過程を追って詳説する画期的一書。
【目次より】
第1部 顔の誕生
1)顔の起源を訪ねて――脊椎動物5億年の変遷
2)顔と口の医学
3)生物学の黎明期
第2部 進化論から進化学へ
1)形態変容の法則性
2)骨の研究
3)進化学という探究
4)科学イデオロギーとの闘い
第3部 生命記憶
1)5億年前の形状
2)生命記憶
3)脊椎動物の進化様式
第4部 生命現象のシンプル・セオリー
1)免疫システムの成立
2)免疫系の新しい概念
3)生体反応のシンプル・セオリー
4)日常の中の免疫