―日本図書館協会選定図書―
お母さんのお腹の中にいる間に、胎児は5億年の進化のドラマを再現しています。その進化の過程には、子供を病気から守る重要なファクターが隠されているのです。アトピー性皮膚炎や小児喘息などに、独自の視点と臨床経験から迫る医師が、現在の日本の育児常識の間違いを具体的に指摘。生命進化の段階を重ね合わせながら、自然の摂理にかなった“子育て”を提唱する革命的育児書!
【目次より】
第1章 症例が示すもの──免疫病列島・日本
第2章 胎児の進化学
第3章 免疫系という防衛ライン
第4章 酷使される肉体
第5章 免疫系ができる
第6章 年齢別・育児法
第7章 子育て、戦後の大罪
第8章 臨床系統発生学が教えるもの