【 人物紹介 】

トマス・カーライル(1795年12月4日-1881年2月5日)
スコットランドの歴史家・思想家・評論家。その言論に対して欧米でのファンは多く、日本でも、夏目漱石、内村鑑三などにも影響を与えたことで有名。「時間も空間も人間が身に着けた衣裳:感覚の一つに過ぎない」とした『衣服の哲学』や、「世界の歴史は英雄の歴史である」という立場から、歴史に影響を与えた「英雄」としての予言者、詩人、高僧、文士、また王者について論じた『英雄と英雄崇拝』は、ともに彼の代表作。