【 人物紹介 】 |
池田 紘一(いけだ こういち) 昭和15年生まれ。九州大学文学部独文学科卒、九州大学大学院文学研究科独文学専攻、神戸大学助教授、鹿児島大学教授を経て、平成元年九州大学文学部助教授、6年教授。16年定年退官。17~23年長崎外国語大学学長。はじめは中国文学を志していたが、ドイツ文学者の高橋義孝の著書『森鴎外』に感銘を受けてドイツ文学に転向。心理学者ユングの後半生の代表作である『心理学と錬金術』『結合の神秘』を翻訳した。そのほかの訳書に『フロイト書簡集』『ユング心理学入門』『トーマス・マン』『フロイド選集7 芸術論』などがある。 |