2018年7月28日~29日に、「ムスビの概念の普遍性を学ぶ」をテーマに、山梨県北杜市の生長の家国際本部“森の中のオフィス”で行われた「世界平和のための生長の家国際教修会」の記録。
第1章の「研修」には、3人の本部講師の発表を収録。第2章の「講話」には、白鳩会総裁・谷口純子先生の「講話」と、生長の家総裁・谷口雅宣先生の「まとめの講話」を収録。
近年、生長の家では、神の愛の表れである「ムスビの働き」を意識して様々な活動を進めているが、日本でよく使われる「ムスビ」という言葉の概念は、決して日本特有のものではなく、実は世界中の人々の心の中に存在し、自然界の様々な出来事の中にも組み込まれている普遍的原理であり、地球環境を保全し、世界平和を実現するための重要な考え方であることを学ぶ。
生長の家の講師のみならず、広く会員・信徒にとって生長の家が推進している運動を深く理解するための必読の書。
【目次より】
監修のことば
開会の挨拶・オリエンテーション
シラバス(研修要旨)
第1章 研修
研修1 ユング心理学における「補償」の概念と観世音菩薩について
研修2 アニマとアニムス、そして「結ばれる」ということ
研修3 「ムスビ」を食生活に実践する
第2章 講話
講話 “与え合う”世界を目指して
まとめの講話 「ムスビ」は世界に満ちている