自然と人の真・善・美をうたう、「光の詩人」待望の新詩集!
ほんとうの世界が、いま、わたしの目の前で花開く
存在するものすべてへの祝福をこめて
東北の森で、ハワイで、ブラジルで、60年以上にわたって人と自然との深い交感をうたい続けてきた著者の第4詩集がついに完成!自然・信仰・家族への愛・四季の美など6つのテーマで精選した89篇の詩を収録。
第2部のエッセイ「詩作の世界へ」では、生長の家の教えとの出会い、詩作者としての歩み、自然との不思議な合一体験、そして、人生の光明面を詩に表現することが、私たちの人生をいかに美しく豊かにするかを語る。
わたしを支える
大いなるいのち
それは
太陽とひとつのいのちだ
地上のすべてを生かす
大いなる愛とひとつのいのちだ
―「向日葵(ひまわり)」より
【目次より】
1 詩集 光の四季
向日葵
開花
開花/花ひらく/水芭蕉/あじさい/花/菊/朝顔/福寿草/薔薇/リンゴ/短詩三章/むらさきつゆくさ/拒む/ぼくが所有する……/林のなかで……/森のなか/森/池/釣る人/浮子/飛翔/山/朝 1/公園にて 1/帰省/おしゃべり/ある日とつぜん
合掌
噴水 1/み佛に寄せて/春の海 1/熱帯魚/金木犀/合掌/奥津城参拝/新生のよろこび/練成道場にて/ナタウの海/地球/クリスマス
光の国から
この花の名は/あるとき 1/カンポ・グランデ/公園にて 2/魅惑/光の朝/ワイキキの雨/祝婚歌/目撃者
聖家族
聖家族/朝 2/母と子/ひととき/秋の親子/ふしぎ
四季
ふきのとう/櫻/春/春の海 2/短詩三篇/葉桜/花火/ほたる/ダイビング/夏/秋 1/秋 2/秋 3/秋 4/秋 5/銀河/栗の実/新雪/山小屋だより/雪道
こころに映るもの
噴水 2/公園にて 3/あるとき 2/夕暮/夕陽のなかに/画廊/部屋/顔/鳥/翔ぶ/願い/会話/真珠/旅の日に
2 詩作の世界へ
詩作者としての私
若き日のこと/私を訪れた、ある体験/「見る」ということの発見/「無心」ということ/「一期一会」と「永遠」
詩をつくる人々のために
すべての詩はあなたの感動から生まれる/価値ある生活と詩/言葉を大切に用いること/あれもこれも歌おうとしない/詩のタイトルについて/書きつづけていくこと、推敲すること/むすび――自分が神のような創造者になって
あとがき