急成長を遂げる韓国経済界のトップ企業グループ、三星の創業者リー・ビョンチェルの波瀾に満ちた一代記。日本人が見失った経営理念と、企業家の理想像を描いた出色の書。
【目次より】
プロローグ ベブスン・カレッジ賞受賞
第1章 米・三百石を元手に
〈事業家への決断〉
第2章 ソウルへ上ろう
〈三星物産公司への決断〉
第3章 一瞬の“ひらめき”「物をつくろう」
〈第一製糖への決断〉
第4章 先進国への挑戦とゴールデンテックス
〈第一毛織への決断〉
第5章 市民と密着した銀行を!
〈金融界進出への決断〉
第6章 祖国への愛
〈肥料工場建設への決断〉
第7章 失意の日々
〈撤退への決断〉
第8章 「漢江の奇蹟」を実現させたもの
〈不正蓄財者の再起への決断〉
第9章 世界最大の肥料工場完成
〈国家献納への決断〉
第10章 安心と極楽を市民へ
〈保険・デパート・ホテル業への決断〉
第11章 二つの巨峰に向って
〈マスメディアと自然農園への決断〉
第12章 韓国文化のルネッサンスを目指して
〈三星文化財団設立への決断〉
第13章 新たな発展へ
〈電子工業と重化学工業進出への決断〉