●ジェイムズの哲学は体系をなさないのが基本的な特徴といってよい。しかし、思想の体系化に無関心であった訳ではなく、晩年にこの仕事に着手したが、死によって中断された、未完の体系である。
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【目次より】
献辞
はしがき
第1章 哲学と哲学批判
第2章 形而上学の諸問題
第3章 存在の問題
第4章 知覚と概念-概念の役割
第5章 知覚と概念-概念の誤用
第6章 知覚と概念-いくつかの帰結
第7章 一と多
第8章 一と多(続)-長所と欠点
第9章 新しさの問題
第10章 新しさと無限-概念の見地から
第11章 新しさと無限-知覚の見地から
第12章 新しさと因果関係-概念の見地から
第13章 新しさと因果関係-知覚の見地から
補 遺 信仰と信ずる権利
人間の不滅性
インガーソル講演会設立の趣旨
第二版序
人間の不滅性
原註
訳者あとがき
索引