世紀の社会主義が自己崩壊し、21世紀には“新しい自由主義”が到来する――その新時代の国際社会と世界経済の姿を浮き彫りにするとともに、日本の経済と文化が世界に果す役割を考える。
【目次より】
序論 新しい自由主義の時代
第1部 グローバル化時代の日本の役割
第1章 日本の近代化はなぜ成功したのか
第2章 経済学にみる日本の連続性
第3章 日本経済の強みと弱み
第4章 見直される日本文化
第2部 欧州における自由主義vs.社民主義
第3部 グローバリズムとリージョナリズム
第1章 自由主義とリージョナリズムは相反するか
第2章 EC経済通貨同盟は実現するか
第3章 NAFTAと日本への影響
第4章 AFTAと日本の対応
第5章 国際通貨制度の改革論議について