地球温暖化問題は、長年、人類が欲望優先の生活を続け、人間至上主義で自然を破壊してきた所産ともいえます。そうであるならば、欲望を控え、感謝することを勧め、人間のみならず山川草木のすべてを神や仏のいのちとして礼拝する心を育む宗教こそが、環境問題に取り組む必要があります。
・対談
信仰心に基づく環境保全活動を共に
平成13年7月、宗教法人として初めて環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得し、現在、国内66カ所、ブラジルで認証を取得している生長の家、22年2月に、教団関連施設13カ所で認証を取得した立正佼成会。協力し合って環境保全活動に取り組む両教団の幹部に、「宗教はなぜ環境問題に取り組むのか」というテーマで語っていただいた。
・ルポ1
「全てのいのちは一体」の教えを生活に生かす
霊峰・白山の麓でご主人とともに農業を営む。生命学園の園長として、子供たちに稲作の体験学習を通して、生長の家の「すべてのいのちは一体」の教えを伝えている。さらに、自宅に太陽光発電を設置し、節電に努めるなど、家庭においても環境保全活動に取り組んでいる。
・ルポ2
自然の恵みに感謝し、エコライフを楽しんで
長年、電気やガス、水などの使用を極力抑えるのはもちろん、自転車を使って通勤するというエコライフを、自然に、ごく当たり前に続けてきた。その秘訣は、「自然の恵みに感謝し、楽しみながら行うことです」と語る。
谷口雅宣(生長の家総裁)
谷口清超(前生長の家総裁)
谷口雅春(生長の家創始者)
●美のステージ
自由にのびのびと絵が描けることの幸せ
●信仰エッセイ
猛暑の中で感じたこと
●連載 生命倫理を考える
いのちについて考える
●私のターニングポイント
「義母と和解した時から家族の幸せが始まりました」
●連載 四国巡礼紀行
●私の本棚
●Q&A誌上カウンセリング
「定年退職した主人とうまくやっていけるでしょうか」
●いきがい発見
環境保全活動を通して、「全ては一体」の教え実感
●俳壇・俳句への招待
●広げよう、いのちの環
唯神実相哲学に救われて(カナダ)
●絵手紙ぽすと
●マイタウン、マイファミリー