年間600万トン以上の食品が廃棄される日本──。その影で、明日の食べ物にも事欠く、貧困家庭が増えています。貧困問題は、遠い国でのことではなく、私たちの生活と隣り合わせにあるのです。困窮している人たちに食料を支援しているフードバンクの活動について紹介します。 ・インタビュー 「賛同から参加へ」──食を分かち合える社会を目指して ユニセフの「先進国における子どもたちの幸福度の格差に関する順位表」(2016年)によると、41カ国が加盟するOECD(経済協力開発機構)の中で、日本は下から8番目の34位。さらに、1人親世帯の貧困率は50パーセントを超え、世界最悪レベルと言われる。そんな中、2008年に設立された「フードバンク山梨」では、貧困で満足な食生活が送れない人や子どもたちを対象に、一般市民や企業から提供された食品を施設と家庭に届けている。さらに全国に先駆けて、給食のない夏休みや冬休みの期間、子どもたちに食料支援を実施するなど、意欲的な活動を展開している。フードバンク山梨の理事長に、日頃の取り組みなどについて伺った。 ・手記 食品の箱詰めボランティア活動で、食料支援の大切さを実感する ・ルポルタージュ 貧困問題緩和のため、月1回フードバンクの活動に協力
●美のステージ 風景や人物の奥にあるものに無心でシャッターを切る ●自然の声を聴く 花や野菜の手入れをしていると言葉にできない一体感が生まれる ●信仰随想 「運命は宿命的か」との疑問が教えに触れて氷解する ●コラム 悠々味読(92) 森には、人の生命力を覚醒させる力がある ●連載 人生が楽しくなる自転車(4) 譲り合いの精神で、余裕を持って走行する ●連載 今、憲法を考える(17) 日本国憲法ができるまで(6) 帝国議会における審議 ●特集(2) 明るい心になる 私のターニングポイント 「教えで励まし、励まされ、長女の子宮頸がんを乗り越えました」 ●広げよう、いのちの環 すべての根本は、感謝の生活にあると分かって(1) (大韓民国) ●連載 仏を彫り出す(10) 「浄土への案内役を引き受けてはる地蔵さんに失礼や!」 ●森からのエコルポ(52) 遊休農地を農園として活用し 豊かな自然と生物多様性を守る ●マイタウン、マイファミリー 自然豊かなニュータウンで人のためにと願って生きる(千葉市緑区) ●私のこの一冊 『日々の祈り──神・自然・人間の大調和を祈る』 ●Q&A誌上カウンセリング 「原発事故で避難。憤りの日々を送る」 ●俳壇・俳句への招待 ●絵手紙ぽすと ●生長の家インフォメーション 生長の家の生活法とは? ●人生の光となった言葉(47)