グローバル化の波に取り残され、産業も人も枯渇したかのように見える私たちのふるさと──。「ゴミとして捨てられていた木くずを利用する」という発想で、国内最大級の木質バイオマス発電所を設立し、地域の経済を復活、再生させた、岡山県真庭市の銘建工業の取り組みから、「ふるさと再生」の鍵を探ります。 特集① バイオマスでふるさと再生 ・インタビュー 目の前にあるものを使う発想の転換が再生の鍵 1989年の17000から右肩下がりを続け、2009年には7000を下回った日本の製材所。斜陽と言われる木材産業界にあって、「発想を180度転換すれば、斜陽産業も世界最先端の企業に生まれ変われる」と語る人がいる。木質バイオマス発電を導入することで地域に経済効果をもたらし、グローバル化の中で取り残されていたふるさとを再生させた、銘建工業株式会社代表取締役社長がその人。『里山資本主義』にも登場し、内外の注目を集めている彼に、ふるさと再生、地域活性化の鍵などについて聞いた。
●美のステージ 心に残るふるさと京都の風景を描く ●自然の声を聴く 心を空っぽにし、無心になって山菜を採る ●信仰随想 信仰に生きた父から教えられたこと ●コラム 悠々味読(69) “野生”を取り戻す自然との触れ合い ●連載 オーガニック野菜を作る(5) タマネギの栽培 早生種と中晩成種の両方を植える ●ノーミートライフ 地球のためにできること(9) 全ての生き物は、死に対する本能的な恐れを持っている ●リレーエッセイ 脱原発(37)ドイツ発 チェルノブイリ原発事故 その現場を検分して(1) ●特集② 感謝の中に神が現われる 私のターニングポイント 「生命は永遠不滅と知り、がんの手術を乗り越えられました」 ●広げよう、いのちの環 「手をかけずに利益が出せる」知人の口車に乗って危機に(1) (韓国) ●連載 マイ・ギャラリー 絵と人生(11) 私の心に、楽園を創造してくれた『EDEN』 ●森からのエコルポ(32) 環境と人の健康に配慮した、無農薬・無化学肥料の野菜作り ●私のこの一冊 『もっと自由な世界がある 人生問答集』 ●Q&A誌上カウンセリング 「息子と悪友の関係を切らせたい」 ●俳壇・俳句への招待 ●絵手紙ぽすと ●読者のページ ●人生の光となった言葉(34) ●マイタウン、マイファミリー 「神様と先祖の守りを感じ、生きがいのある日々を送る」(長崎県雲仙市)