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食と心と運命の関係と著者独自の観相法を紹介!

新版 心と食物と人相と



聖典・書籍

 
 
私の牛がハンバ-ガ-になるまで
牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語

ピーター・ローベンハイム(著)
about

 

石井礼子(訳)
about

 


定価 2,200円 (本体 2,000円+税)

▽四六判・並製/416頁
ISBN978-4-531-08139-4
初版発行 2004年5月
日本教文社刊

数量

【内容紹介】

人はなぜ、「牛」を食べるのか――アメリカの片田舎で起こった、牛と人との感動のストーリー。

◎肉食文化の国アメリカでは年間50億個以上のハンバーガーが消費され、1時間に5000頭以上の牛が肉にされていく。
「牛はどうやってハンバーガーになるのか」その現実のすがたを本に書こうと、一人のジャーナリストが自ら子牛を買い、誕生から解体までの現場を追いはじめる。しかしいつの間にか、彼はその子牛たちに愛情を抱いてしまった……。牛たちが「肉」になる以外の道はあるのか? そして彼の最後の決断とは?
読者に「生き物を食べること」とは何かを問いかける、一人の男と2頭の牛たちの2年にわたる物語。


【目次より】
●はじめに
牛たちをめぐる子ども時代の疑問
マクドナルドが配る牛のおもちゃ
アメリカでは一時間に五〇〇〇頭の牛が肉になっていく
誕生からと畜解体まで、牛の一生を見とどけたい

●第1章 子牛誕生
ニューヨーク州ヨークの酪農場「ローネル・ファーム」
双子の子牛が生まれる
雄子牛の運命

●第2章 ボナンザの精子――蘇る記憶
人工授精会社ジェネックス社
種牛ボナンザとの初対面
人工授精の驚くべき普及
精液採取場の風景
人工授精師ケン・シェイファーの仕事
妊娠しない牛の運命

●第3章 肥育と去勢
肥育農家ピーター・ヴォングリスと妻のシェリー
ローネル・ファームから三頭の子牛を買う
双子の牛「ナンバー8」と「ナンバー7」
牛とは距離を置かなければ

●第4章 フレンドシップ
ミルキング・パーラー(搾乳室)の朝
酪農牛のさまざまな病気
「BST(牛成長ホルモン剤)をこわがっててもしょうがない」

●第5章 放牧
ダウナー(起立不全の牛)
ナンバー8とナンバー7はなぜ放牧させてもらえないのか
「一般の人間にとって、農業は暮らしの一部じゃないんだよ」
食物をつくるという行為、食べるという行為
「あんたは牛をどうするつもりなんだい?」
はじめて私がナンバー8をかわいがった瞬間

●第6章 牛舎の前庭で
市場に出すのか、自分でと畜場に連れていくのか
子牛たちは病気で死ぬかもしれない
干し草をやってはいけない
「問題は、彼が牛に愛着をもちはじめてるってことなんだ」

●第7章 淘汰
すべての酪農牛は乳が出なくなると食肉処理場へ行く
競売の光景
「あんたの書く牛の本なぞ、読む必要ないね!」
ここを起点に牛たちは「楽しいイメージの食べ物」へ姿を変える

●第8章 と畜
母牛4923が淘汰される日
生産力が尽きたら即、死へと向かうという終わり方
食肉処理業者テイラー社への見学依頼
「あなたを中にお通しすることはできません」
二頭の解体処理をめぐるジレンマ

●第9章 選択肢
二頭はあと三、四ヵ月で食肉処理場に
元ロナルド・マクドナルドのヒンドゥー教導師ジャガンナータ
「牛は私に渡すんだ!」
牛の受け入れ先を求めて
「人間の可能性より、牛の可能性を探っているというわけか」
ナンバー8の脱走
「解体しないと俺を裏切るって言いたいのかい?」
廃用牛をライフルで殺処分
私とナンバー8の心の波動が一つになる時

●第10章 決断
カレドニアの食肉処理場「T・D・カーン・カントリー・ミート」社
『ドナドナ』
ナンバー13の解体の光景
すべてを自分の目で追う
ナンバー13が完全なる肉として目に映る時
ナンバー7と8の出発の日
「ファーム・サンクチュアリ」
…他


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