今回のブックレビューは、
*** 『霊供養入門〈CD版〉 運命は改善できる』 
                      谷口雅春(講話) ***
*** 『流産児よやすらかに――親と子の運命を支配する流産児供養』 
                     楠本加美野(編著) ***

です。内容を一部抜粋してご紹介します♪♪




霊供養入門〈CD版〉 運命は改善できる

講話:谷口雅春

第二巻 「インデックス3.祖先をお祀りする方法(1)」より抜粋

 祖先の霊魂をお祀りする方法を、少し、申し上げておきたいと思うのであります。位牌を、これは、ヒノキ、ヒノキの清浄な板がよろしいですね。町に行けば、お宮さんやら、仏壇屋さんが、たくさんこう並んでおりますけれども、そこへ行って買えばいいですけれども、これですね、これに、なんと書くかというと、「何某家先祖代々親類者一切の霊」と、書くですね。「親類縁者一切の霊」と、ね。そして、これは誰が書くかというと、子孫が書くといいんです。
 だいたい皆さんの祖先は、ずうーっとこう遡れば、無数にありますが、ここに夫婦があると仮にしたら、夫にも二親あるし、妻にも二親あるですね。ですから、このーこう嫁に行って、行った先の夫の、うちの、お父さんの 祖先、お母さんの祖先を祀る他にね、奥さんのお父さんの祖先、お母さんの祖先を祀って、4つ、ね。4つ、祀るのがいいんです。だから、この位牌4つ、できるわけです。[叩く音]位牌4つね。ここに1人の人があると、2人の祖先があるとね、お父さん、お母さん、この何某家から来ている。それが、この人が結婚して、奥さんがあると、奥さんもまた、[黒板にく]こう2人の祖先がある。それで、この祖先、この祖先、この祖先、この祖先 と、いうのを、お祀りになるのがいいんです。
 子孫が直に書くほうが、このー書いた、文字にはですね、その人の霊波が移っているのであって、そして、自分の血筋の祖先の霊魂の波長と、子孫の波長とは、非常によく似ているものであるから、だから、この位牌が、アン テナとなりやすいんです。子孫が書いたほうが。これは偉い坊さんに書いてもろたほうがいいかと思たり、谷口先生に書いてほしい、なんて、言う人あるけれども、そんなに、他人が書くよりは、子孫が書くほうが、いいわけ です。そのほうがお礼もなにも要らんから、経済にもなるわけ、[笑い]ということになる。



流産児よやすらかに
――親と子の運命を支配する流産児供養


編著:楠本加美野

正しい流産児供養のあり方(p.110~111)

親も愛深い人間になり、それから、こういうことを起こした人も愛深い人間になって、これから自分の使命は、そういうことで悩んでいる人を救わなくてはならないんだと使命感に燃えるわけだから、そういうことを通して神様があらわれてくるっていうことなんですね。
高橋 そこのところが、かんじんなところですね。
楠本 そうですね。だから、決して流産児の祟りなんかじゃないんです。互いに愛しあっているが故に、愛されたい、愛したいと、それを実際に実現できるような状態になるためにそういう状態があらわれてくる。
 だから、愛することによって、初めて全てが解決するのです。愛がないといくら供養しても解決しないのです。愛することによって自分の自己処罰は消え、愛されることによって、そういう愛されたいという思いを満足する。
 だから、いくらお経をあげてみても、相手が迷っている、相手が悪いんだ、だからこのお経をあげるから悟りなさい、あるいは地蔵様をつくってあげるから満足しなさい、となんか相手が悪いんで、その相手をよくするんだというようなことでは何も解決しないということになるわけですね。
前田 そこが、一番根本なんですね。
楠本 そこが根本ですね。だから、そういうことを前から練成会においては説いているのです。非行少年なんかも愛を求めて反抗しているんだから、愛することによって解決した例はいくらでもある。そういう問題を今度は流産 児も同じなんだ、愛なんだ、と説く。そうするとそれでどんどん解決してゆくんですね。いかに谷口先生のみ教えがすばらしいかを私はつくづくと思うのです。