◎お互いの人生を修復するために――
あの人に、心から「謝りたい」&「謝ってほしい」!「謝ること」をめぐるトラブルを解消し、人間関係での傷を癒すための、今まで誰も書かなかった、「正しい謝罪の仕方・求め方」がわかる本。 「謝る勇気」と「謝ってもらう勇気」が、あなたの人生のわだかまりを解決します。「謝ること」「謝ってもらうこと」が上手になる、多数のエクササイズを紹介。
【本書のトピックより】
*謝罪がもつ「癒しの力」
*どうしても謝らない人、やたらと謝りすぎる人
*なぜ男は自分の過ちを認められないのか? なぜ女は謝りすぎるのか?
*意味のない謝罪(見せかけやニセの謝罪、その場を丸くおさめるため・人に嫌われないためだけの謝罪、いやいやながらの謝罪、早すぎる謝罪、怒りをおびた謝罪、中途半端な謝罪)
*謝ることが不適切な場合とは?
*人から「謝ってもらう」ことの難しさ
*相手からの謝罪をどう受け入れるか?
*傷つけたパートナーにどう謝るか?
*自分の家族に謝るには、謝ってもらうには?
*ビジネスの関係を修復するための正しい謝罪とは?
(原著)
THE POWER OF APOLOGY: Healing Steps to Transform All Your Relationships(2001)
【目次より】
はじめに
●……第1部 「謝罪」の力……●
第1章 「謝罪」は、すべての人のために
【原則1……謝罪があること、または謝罪の欠如によって、誰もが日々影響を受けている】
第2章 謝罪すること、謝罪を受け取ること、謝罪を求めることの大切さ
【原則2……人はみなそれぞれ尊敬されるに値し、公平にあつかわれるべき存在である。私たちは謝罪を通してその事実に目覚める】
第3章 「どうしても謝れない人」と「やたらと謝りすぎてしまう人
【原則3……人にはふたつのタイプがある=他者に共感できない人と、他者の願望や気持ちに注意を向けすぎる人】
●……第2部 「意義深い謝罪」の行ない方を学ぶ……●
第4章 正しい謝り方、間違った謝り方
【原則4……意義深い謝罪には三つのRがふくまれる=後悔(Regret)、責任(Responsibility)、改善(Remedy)】
●……第3部 謝罪を受け取り、受け入れる方法を学ぶ……●
第5章 思いやりの心で扉を開く
【原則5……本当に許すためには、過ちを犯した人に共感と同情がもてなければならない】
第6章 許しをはばむ七つの障害物を乗り越える
【原則6……人を審判する時、私たちは自分を高みに置く。人に共感を抱く時、私たちは相手と同じ位置に立つ】
第7章 許すに時あり――そして、許しを忘れるにも時がある
【原則7……ひとりひとりが、自ら人を許せるようになるべきである。道徳的に正しいからという理由で、許しが「強要」されてはならない】
●……第4部 謝罪の求め方を学ぶ……●
第8章 沈黙がつねに金であるとはかぎらない
【原則8……自分を傷つけた人間に謝罪を求めないで黙っているのは、人を傷つけて謝らずにいるのと同じくらい、人間関係に支障をきたす】
●……第5部 謝罪を通してあらゆる人間関係をつくり変える……●
第9章 自分自身との関係を癒すには
第10章 あなたの過去を癒すには――ステップ1・謝罪のリストをつくる
第11章 あなたの過去を癒すには――ステップ2・償いをする
第12章 不和の生じた家族を癒すには
第13章 結婚生活や恋愛関係を癒すには
第14章 「謝ること」を子どもに教えるには
第15章 ビジネスの関係を修復するには――敬意と思いやりの心を通して
第16章 結び――謝罪を、世の中を変えるムーブメントに
訳者あとがき