―日本図書館協会選定図書―
○1960年代、ウソ発見器の電極を接続された植物の葉が、周囲の人間の感情や意図に電気的反応を示すことを発見し、その後、トンプキンズ+バードの『植物の神秘生活』(邦訳工作舎)でとりあげられて世界中に一大センセーションを巻き起こした当事者による初めての著作。
その実験の経緯から反響、その後の実験・研究(鶏卵、乳酸菌、人間の細胞を対象にしたバイオコミュニケーション)、現代科学に対する批判、バイオコミュニケーションの示唆するスピリチュアルな側面に到るまで、誠実な筆致で述べられている。
著者の研究に基づいた本は何冊か出ているが、本書は当の本人が書いたものだけに資料的価値は高い。
【目次より】
第1章 世界を驚かせた実験
第2章 初期の観察記録
第3章 最初の論文
第4章 科学者と一般社会の最初の反応
第5章 鶏卵を観察する
第6章 生きたバクテリアとの同調
第7章 動物の細胞からヒトの細胞へ
第8章 バイオコミュニケーション研究と科学界の姿勢
第9章 バイオコミュニケーション研究の未来