―日本図書館協会選定図書―
人間のもつ進化へのエネルギーを、『アウトサイダー』など百冊以上の著書を通して訴えてきたウィルソン。その人間像と思想の全貌を立体的に検証した大作。詳細な著作目録を付す。
コリン・ウィルソン(Colin Wilson)
1931年、英国レスターに生まれる。労働者階級出身で独学に励み、56年処女評論『アウトサイダー』を出版。一躍批評界の寵児となる。以来、文芸評論・小説・心理学・哲学・犯罪論など、人間精神の全領域に関わる諸問題につき精力的な執筆活動を続けている。著書に『夢見る力』『オカルト』『ミステリーズ』『精神寄生体』ほか多数ある。
【目次より】
第1章 コリン・ウィルソン──その人物像
第2章 哲学
第3章 心理学
第4章 性理論
第5章 犯罪論
第6章 オカルト
第7章 文学論
第8章 小説
第9章 ウィルソンに対する評価