この世に悪い子供は一人もいない!
生命の絶対的な尊さを信じる教育によって子供も親も教師も救われる!
人間の生命は、本来、完全で円満であるとの信念のもと、「褒める教育」を永年教育現場で実践してきた著者が、親や教師のために子育てのポイントをやさしく綴る。教師を殺そうとしてジャックナイフをもって母校に押しかけてきた卒業生も、その「悪」を認めず、善いところを認めることによって、正常な状態を回復した体験や、不登校の生徒も、その天分を引き出すように努める指導によって立ち直った例など、著者の数々の指導例から、今、日本で求められている教育のあり方が見えてくる。
【目次より】
第一部 親と教師の大切な心得
子供は親や教師の鏡
実相を拝み続ける
不登校の生徒の指導
いじめの背景にあるもの
「悪」を認めず
計り知れない褒め言葉の力
笑顔を忘れていた
?あいさつ?の大きな効用
何気ないひと言が
時にはしかることも… ほか
第二部 子供の可能性を伸ばすには
無限の可能性を信じよう
希望を実現するカギ
子供の興味を引き出す
子供の目線で
自由にさせてあげてこそ
子供を信じて放つ
習い事のアドバイス
本物に触れる
劣等感をのぞくには
子供の神性を信じる ほか
第三部 子供は愛情の中で育つ
「はい」の実践
母の愛
父の愛
心に残る先生の愛情
二人の女性教師
子供の誕生日を祝う
親の一言がもつ重み
教育の根本は夫婦調和
勉強よりも大切なこと
小さな生物に学ぶ ほか