邪馬台国論争、荒れる中学生など、昨今のさまざまな事件や社会現象の本質に触れ、今の日本人に何が一番欠けているのかを問いかける。 その中で著者は、日本の神話には古代の日本人が直感的にとらえた永遠の真理が物語の形で豊かに表現されてあり、そこに描かれる神話の心に回帰するとき、日本人は本来の姿を回復すると訴える。全国各地で日本の神話の素晴らしさを語り伝えて多くの共感を呼んでいる著者が贈る、感動のエッセー・講演集。
【目次より】
荒れる中学生を本然の姿に
智慧をうちに秘めた慈愛
天からのあずかりもの
無償の愛
美しく生きぬくために
「生きることにします」
『小さき生命のために』後日談
わが国は世紀末ではない
日本の心を忘れた邪馬台国論争
「日本の神話」と「昭和天皇」
「日本神話」の一つのうけとめ方
…他