『生きて愛して』の著者が30年ぶりに書き下ろした感動の後半生の記録。結婚4年目最愛の夫と死別の試練。手芸家として女手一つで二児を育て上げ、郷土料理店を開店。以来、客の多様な人生を通して“幸福の正体”を見る 。
【目次より】
・愛のみを負うた人
つくし
京都の人と
愛を負う
引越し
ぬかみそ
笑顔
荒天の中で
悍馬と調教師
・信仰の父 信念の母
父さんの山ッコ
逆転の発想
遠足の想い出
奇蹟の荷馬車
父の祈り
母の選択
お手玉人形
小鳥たちと
仔ねこたち
指紋の消えるまで
母の心
・福は内 鬼は内
赤い糸
靴下の破れ
清乃さんの結婚
ヤキゴテ大明神
命がけの『ハイ』
アハハ・オホホの功徳
新しい店
或る友情
無事ということ
福は内 鬼は内
感謝のことば
おばあさん
・原風景
御先祖さま
無我
甲羅
おんちから
参観日の出発
使命の旅
母熊のうた
或る御配慮
原風景