滞米22年の国際感覚を具えた著者が、帰国後、国防を含めた日本の戦後体制の重大な欠陥を指摘し、名誉と政治優先の近未来の日本国家像を明瞭に提示する。新体制への有力な具体論!
【目次より】
第一章 追従国家日本のイメージ
第二章 にっぽん第二共和国の構想
第三章 実利主義的護憲論の意味
第四章 「現実主義」外交の功罪を問う
第五章 ベトナム戦争とは何だったのか
第六章 「安保」とは何だったのか
第七章 恐いのはアメリカだ
第八章 レーガンの“大統領”旋風
第九章 「ソ連の脅威」と対ソ外交の基本
第十章 欧米の憲法観