ウクライナ危機に世界が揺れる今、「人類皆同胞」の祈りを深める
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続き、欧米諸国のウクライナへの軍事支援が増大しています。悲惨な戦争の現状がテレビやインターネットを通じて伝えられ、世界的に政治と経済が混乱する中、人々は不安を覚え、また無意識に善と悪の二項対立の世界観に陥ってしまっています。
そのような中、世界平和への祈りを深め、調和した世界を実現するために、この経本には、生長の家の平和に関する祈り6篇を収録しました。
その6篇とは、生長の家創始者・谷口雅春先生著『聖経版 真理の吟唱』から「神の光を受ける祈り」、同『聖経版 続 真理の吟唱』から「全人類同胞の自覚と愛とを深める祈り」「愛行により超次元に自己拡大する祈り」、またこの経本の編著者である総裁・谷口雅宣先生著『日々の祈り――神・自然・人間の大調和を祈る』から「「生存競争」の迷いを去る祈り」。さらに総裁先生が2001年の同時多発テロの直後にブログで発表された「愛と赦しのための祈り」「戦いの暗雲を払拭する祈り」(いずれも谷口雅宣先生著『小閑雑感 Part2』所収)を、今回一部改変され、収録しました。
また扉には「世界平和の祈り」(新バージョン)を、巻末には同祈りについて総裁先生が書き下ろしてくださった解説を掲載しています。
日々読誦(どくじゅ)することで、戦争の現実に揺れ動く心を静め、神が創造した本当の世界は善のみであるという生長の家の信仰の根本に基づき、世界平和への祈りを深めることができる経本です。
祈りの言葉には大きな活字を使用し、すべてふりがなをつけました。どなたでもお読みいただくことができます。