生長の家初代白鳩会会長である著者が、のちに結婚することとなる谷口雅春師と出会い、その理想にひたむきに従いつつ、妻として、母として、弟子として、理想の女性像をつくりあげてゆく、美しくも清らかな魂の記録。生長の家の黎明期のエピソードを記した貴重な資料でもある名篇が、親しみやすいソフトカバーで登場します。
【目次より】
若い日に大切なもの
幼き頃の思い出
針供養
師走
七夕と盆の頃
気品
身だしなみ
私のアルバムより
創刊当時の思い出
信念と実力
兵隊さんのお宿をして
今井楳軒翁を偲ぶ
母の遺産
帰郷随感
「母仰慕」の歌に添えて
白萩の記
追憶の家々を訪ねて
智慧あるいのち
二十年前の日本と私
北陸に旅して
伸びゆく光
神戸にて
六十年をかえりみて
古里にて
海辺の山荘にありて
帰郷のひととき
秋鯖の味
赤い布をふる闘牛士
姑みまかりて
姑の憶い出
逝きし姉とその夫
海外旅行の印象
わが歩み来し道
…他