【 人物紹介 】

セオドア・ゼノフォン・バーバー (Theodore Xenophon Barber, Ph.D.)
1927年アメリカ合衆国オハイオ州生まれ。アメリカン大学で社会心理学の博士号を取得後、ハーヴァード大学で研究に従事。1961年から1978年までメドフィールド財団に在籍、研究部長を務める。クッシング病院心理部長を経て、1986年「学際科学研究所(the Research Institute of Interdisciplinary Science)」を設立。催眠研究の第一人者として、多くの研究者に影響を与え、人間の心と体の関係(心身問題)や意識の諸側面の研究でも知られる。200以上の論文を発表、8冊の著書を上梓。邦訳書に『催眠』(誠信書房)、『人間科学の方法――研究・実験における10のピットフォール)』(サイエンス社)がある。
本書は、著者が認知比較行動学の見地から鳥類の知能と行動を6年間にわたり調査研究した成果をまとめたものである。